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細々、山に生きる

林業と雇用

山からの帰りのNHKのラジオ。

思わず音量を大きくしました。

「非正規社員1700万人」
雇用労働者の約3分の1が非正規雇用だという。この値は近年上昇中とのこと。
非正規雇用という形態がいいのか悪いのかということは言えないが、働いている人=正社員という感覚は時代はずれになってきているといえます。

解説者の大学教授が言うには、非正規雇用者が増えた一因として、家族経営の販売店などで働く自営業者が、大規模な量販店などで働くように(働かざる負えなく?)なったことが考えられるといいます。自営業者がへり、被雇用労働者が増えたため、そのなかから非正規雇用者も生まれてきたと言うようなことを言っていました。

んー。
林業はどうだろう?と考えてみました。

林業従事者には、2つのタイプがあると思います。

①自ら所有する山林で造林、素材生産(木の切り出し、販売)を行う者。

②他者の所有する山林を請け負って、造林、素材生産を行うもの。

もちろん両方を行う林業従事者もいると思います。
ちなみに私は②の人間です。

森林組合の作業班も②のタイプでしょうか。

私の推測ですが、かつては、①のタイプが多く、その多くが自営業者だったと思います。
②のタイプも1人親方的な自営の山師が多かったのではないでしょう?

最近はおそらく①の人々は②の人々へ、仕事を委託することが多くなっていると思います。
一方で②の人も自営ではなく雇用者として働く人が増えてきているのではと推測します。

だからなんなのか。といわれるかも知れませんが。。

個人的に関心の高い社会問題なのです。



by k1ro_kanai | 2012-01-25 22:56

信州伊那谷ー山から社会を考えよう
by k1ro_kanai

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