細々、山に生きる

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山の国、日本、に育つ子供たちに伝えたい

自然とふれあう中で子どもたちの成長を支援したい。「信州あそびの杜学園」という地域や年齢を問わない、校舎のない学校があります。

今回、子どもたちは伊那谷の森の森林整備に挑戦です。あそびの杜学園では1年を通して、ツリーハウス作りに取り組んでいます。森林整備で出た間伐材をツリーハウスの材料にしようというのです。

私は、地元のきこりさんとして森の先生役をさせて頂きました。
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のこぎりで時間をかけて受け口、追い口をつくっていきます。
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うまく倒れました。みんなから大歓声。

倒れた木の枝をのこぎりで切り払ったあと、皮むきをしました。
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気持ちよくむけていくので大人まで、はまってしまっています。

そして、搬出も手でやります。できる!できる!
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丸太をトラックに乗せて10km程離れた山奥へと運びました。この木にツリーハウスをつくろうと言うのです。
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山で木を切り倒して、使えるようにして、運んで、その木で家をつくる。その一連の流れを子どもたちが実体験できるのは貴重な機会ではないでしょうか。

今や私たち日本人には「家は買うもの」という感覚が常識化しつつありますが、本当は「つくるもの」なのです。

山のお陰で私たちは暮らせるんだ。そういう感覚を若い子どもたちに取り込んでもらえたらと思います。

今回、「僕もやってみたい」と言って次々に子どもたちが木に触れたがってくれたことが印象的でした。そしてどの子も森の中にいる時間を本当に楽しんでいました。

これだけ身近にある森が、子どもたちのよい遊び場、よい学び場になってほしいと願います。
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by k1ro_kanai | 2012-07-29 20:56 | Comments(0)

いよいよ、薪の時代

原発・自然エネルギー・・・・
エネルギーの生産形式を考える時代。

薪も1つのエネルギー源です。「薪なんて、過去のもの」というふうに思われがちですが、ここ伊那谷では近年、薪ストーブなどを導入し薪を使う家庭が増えています。

ご覧ください。
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ここは、伊那市内にある薪販売を手掛ける会社。この営業所で、年間2000m3の薪が売れるそうです。
私も軽トラで薪を納入中。100m3(軽トラ約150台分)納める予定です。あと100台くらい運びます。

エネルギーの国内自給、再構築!
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by k1ro_kanai | 2012-07-20 22:00 | Comments(0)

下落する丸太価格

丸太の価格が下落しています。

最近市場へ出品したヒノキの丸太。0.5m3で3000円という売り上げでした。確かに、梅雨の時期で、切った後すぐに出せなかったのであまり高い値段は期待していませんでしたが、これは安い。。

材積のイメージは、末口(丸太の梢の方の直径)が50cmで4mの丸太が1本で1m3です。末口30cmで4mだと3本で1m3、末口25cmで4mだと4本で1m3です。とはいっても、末口30cmを超えるヒノキ丸太はなかなか出ません。

過去の丸太の価格の推移を調べてみました。
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【参考:長野県林業統計書】
昭和50年代には1m3、7万円していたヒノキが今や2万円まで下落しています。
カラマツ、アカマツも最高値時期の半額です。
安い外材が輸入される中、国産材需要が低下していることが一つの要因と言われています。

更に、ここ1年の推移を、伊那の丸太市場に着目して見てみます。
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【参考:”長野県の林業”】
ヒノキは2万円どころではありません。1万5千円まで下がっています。
非常に厳しいです。

市場の担当者に聞くと、
「夏場に価格が下がる傾向はあるが、今回の価格下落はそれだけが原因ではない。低需要の中、供給量が増えているのも原因」
とのことです。

来年から補助金体制がかわり、(簡単に言えば)「搬出した分だけ補助金がもらえる」ようになります。林業事業体はとにかく丸太を搬出し、補助金稼ぎのために(市場での価格は気にせず)市場へ丸太をどんどん持ってくることが予想されます。そうすると、供給量ばかりが増え、当然更に丸太価格が下がっていくのではないか、非常に心配です。

正攻法に、木を切って、丸太を売って暮らすという林業はもうやっていけなくなるかもしれません。1m3、7万円で売れれば本当に生きて行けるのに!

「補助金制度」には光と影があることを認識しておきたいものです。
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by k1ro_kanai | 2012-07-13 22:31 | Comments(0)

作業終了

23日間に従事した小笠原の外来種駆除の仕事。本日で私は作業終了です。
まだまだ、作業自体は続きますが、私はひとまず今日で本州へ帰ります。

父島の隣にある西島です。ほとんどがモクマオウで覆われてしまったこの島ですが、ピンクで囲った部分は今回薬剤注入で駆除した部分です。3ha程です。木が茶色に変わって枯れ始めているのがわかります。
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こうして成果が見えると嬉しいものです。

いよいよ小笠原丸で父島を後にします。
驚くことにこんなにたくさんのお見送り船が並走してくれます。
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そして、最後は飛び込んでバイバイ。また来たくなってしまいます。
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各地から作業を応援して下さった皆様。怪我もなく無事帰路につくことができました。ありがとうございました!
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by k1ro_kanai | 2012-07-03 01:28 | Comments(2)

信州伊那谷ー山から社会を考えよう
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