細々、山に生きる

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カラマツの巨木

現在森林整備をしている山林で、カラマツの巨木を伐採しました。カラマツの下層にあるヒノキを今後生かすためです。

伐採の第一段階である受け口を作るのも一苦労。
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見上げると相当な高さです。
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木の両側からチェーンソーのバーで切りこみ、なんとか伐採できました。
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樹齢はなんと95年。大正5年生まれです。伐採前の枝ぶりはまだまだ元気の盛りで、その様子からはまだまだ成長しそうです。切り口の直径は70cmでした。長い間この伊那谷を見守ってくれました。
この1本でおよそ2.5m3の丸太がとれます。しかしこの木を市場で販売しても2万円程にしかなりません。木材の価格がもう少しあがれば、森も動いていくと思います。
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by k1ro_kanai | 2013-01-29 22:18 | Comments(2)

製材完了!

先日伐採したアカマツの製材ができました。「木目が詰んでいていいマツだ」と製材屋さんからも褒めてもらいました。
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厚み2cm幅は12cmと15cm、長さ2mと3m。全部で120枚です。3本の立木を倒し、そこから直径20cm前後の3mの丸太2本、4mの丸太6本がとれ、更にそこからこれだけの板ができます。

床板として使う予定ですが、全部を並べると、約36m2。約11坪。約畳22枚分になります。
必要面積は6坪だったので十分です。ということで、どなたかアカマツ板ほしい方、格安販売いたします!
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家に持ち帰り、雨のかからない車庫内に積んで、天然乾燥させます。積むのが意外と大変。こういうのも、効率化できないだろうか?今年の夏には床の張り替えをしたいと思います。

だんだんと車庫が木材庫になりつつあり、車庫からはみ出した車に雪が積もります。。
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by k1ro_kanai | 2013-01-20 20:58 | Comments(0)

山の神の日

今日は山の神の日。

仕事を休みにして、1年間の山仕事の安全をお祈りしました。
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by k1ro_kanai | 2013-01-17 21:33 | Comments(0)

誠実に

お世話になったおじいさんが亡くなりました。

突然のことで驚いています。本日葬儀に出席しながら、おじいさんとのことを思い出しました。

最後にお酒を飲み交わしたとき。「今、20代の若者にアドバイスを送って下さい」と頼むと、こうおっしゃって下さいました。

「とにかく誠実に取り組むこと。そうすれば物事はいい方向に向かって行く。」

おじいさん自身も20代に当時不毛の地に、町場から引っ越してきて自ら酪農を始め、長年取り組んでこられました。様々な苦労とともに人生を切り拓き、生き抜いた老人から頂いた言葉、それは「誠実さ」でした。

私が伊那に帰ってきてしばらく下宿をさせて下さった方です。おじいさんから学んだこと、しっかり胸に留め頑張って行こうと思いました。
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by k1ro_kanai | 2013-01-16 22:37 | Comments(0)

何のために木を切るの?

「何のために木を切るの?」

私たち、きこりにとって、最も根本的な問いを新年早々考えてみます。

人によって答えは様々です。

①間伐をして、自然を守るため。

②木を売ってお金を得るため。

③間伐をすると補助金がもらえるため。

私の感覚ですが、大義名分は①を掲げながら、本心は③の目的で仕事にあたっている林業関係者はけっこういます。積極的に公共事業を受注し、自分でやらずに下請けに出すパターンなど。林業関係者以外の方からすれば驚かれることでしょう。②を目的にしている人は、少ないと思います。もちろん、その時々によって目的が変わっている人もいると思います。

私の答えは
④「木を使いたいから切る」です。
①はその次であり、最優先ではありません。「生きていく上でどうしても木を使いたい」。そのうえでなるべく自然を壊さないように、森から木をおすそ分けしてもらう。という感覚です。だから木を切るときには、その木や森に対して心の中で手を合わせたい。「おすそ分けさせて頂きます」と。

さて、目下、築100年以上の我が家は、隙間風がひどく、更にこの厳冬期を迎え、生命への支障を感じ始めました。特に-10℃の冷気が吹き込んでくるボロボロの床は張り替えが必要です。今日は床の材料にするためのアカマツを伐採しました。アカマツはやわらかくて温かみのあるの床になります。

込み合っていて少し間引きの必要な森から。
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少し、アカマツをおすそ分けしてもらう。自然をなるべく壊さないように。また未来の人も残された資源を利用できるように。
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中径木3本を伐採し、山から道路際へ。
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さらに製材所へ運材します。立木3本から丸太が8本とれ、これを製材して12畳分の床材が調達できます。
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自分たちが生きていくために木を使わせてもらう。長年、日本人がやってきた、こうした林業感覚は、今、急速に消滅しつつあるのではないでしょうか。。
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by k1ro_kanai | 2013-01-07 22:03 | Comments(4)

謹賀新年

皆さま、あけましておめでとうございます。

今年も引き続き、この伊那谷から山の暮らしを発信していこうと思います。

多くの方と、山のこと、社会のこと、考えていけたらいいなと思います。

どうぞよろしくお願いします。
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(夕日に染まる南アルプスの峰々H25.1.1:伊那市西箕輪より)
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by k1ro_kanai | 2013-01-01 22:42 | Comments(0)

信州伊那谷ー山から社会を考えよう
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