細々、山に生きる

<   2014年 09月 ( 5 )   > この月の画像一覧




下刈りは大変! ・・だけど楽しい!

さあ下刈り開始。こちらは中央アルプス山麓の花崗岩地帯の0次谷(谷の始まる場所。崩れやすいとされる。)6年前にナラの植樹をした場所です。広さは0.3ha。ご覧のように一面ヤブです。
a0254759_23145935.jpg

2mを超えるススキやニセアカシヤなどの中に30cmから80cmほどのナラの幼木があります。ご覧ください。
ピンクのテープを巻いた木がナラの幼木。
a0254759_2322229.jpg

刈り払い機で借りながらナラの幼木の葉を瞬時に見分けなくては行けません。ナラの幼木に日光が当たるようにその他の草木を刈りるという大変難しい作業。

年に1度は行う必要がある下刈りをこの現場は昨年やっていなかったようです。そのためこれだけ草木が茂ってしまいました。
a0254759_23295021.jpg

ご覧のように周りの草木の成長によって日が当たらず枯れてしまったナラの幼木も多く見られました。下刈りをしないとこのように植林木は枯死します。
【▼作業前】
a0254759_23314884.jpg

【▼作業後】
a0254759_23321250.jpg

a0254759_23335359.jpg

[PR]



by k1ro_kanai | 2014-09-25 23:08 | Comments(0)

「下刈りが大変だ!」

「下刈りが大変だ」  林業ってどんな仕事?と小さいころ父に訪ねたときの父の答えです。  その言葉には「だから林業大変。勧められないぞ。」というニュアンスが含まれていました。

昭和20年代生まれの父は小さいころ祖父とともに山で下刈り作業をしたそうです。下刈りとは植林した後、幼木の周りに生えてくる草木を刈り払う作業のことです。
a0254759_0111032.jpg

この作業をしないと、成長の速い草や他の木に、植樹した苗が負けてしまい、日光を得ることができず枯死してしまいます。

当時は造林鎌という柄が1mくらいある大きな鎌で下刈りをしていました。地味で体力を使う作業に「大変さ」を感じるのも無理はありません。
a0254759_0113389.jpg

この大変な下刈り作業、実は父が子供の頃が最盛期でした。林業=下刈りと言っていいほど下刈りが全国各地でやられていました。それは、戦後の拡大造林計画によるものです。(高度経済成長による国内での木材需要の高まりを受けて、用材としての針葉樹林の造林が国を挙げて行われたのです。) 私たちの身近にある大きくなったヒノキ林やスギ林、カラマツ林などはほぼすべて親や祖父の世代に下刈り作業をしてもらったからこその賜物なのです。
ところが、近年は新たな植林地は少なく下刈り作業も減っています。ですから林業=間伐の時期といえるかもしれません。
そんな稀な下刈り作業を請け負い仕事でやることになりました。その様子をまた記事にしたいと思います。
[PR]



by k1ro_kanai | 2014-09-24 23:46 | Comments(0)

信頼の積み重ね

帰宅すると鍵のかかっていない(鍵を早くつけないと、、)玄関の扉に紙が挟まれていました。
a0254759_21332588.jpg

嬉しいことです。同じ地区に住む方からの依頼でした。面識のない方でしたが、知り合いづてに私が山の仕事をしていることを知って、わざわざ出向いてくれたようです。

私は名刺を持っているくらいで仕事の広報は特にしていません。インターネットやSNSなど普及しているなかで、今日のように、直接仕事を依頼して頂けることは本当にうれしいことです。 振り返ってみれば、これまでの仕事は知人の紹介や仕事中に直接お願いされるケースで引き受けさせてもらってきています。そういえば朝7時前にうちまで歩いてきて山の相談をしてくださった方もいます。
そうした直接のつながりがあることに感謝です。同時に1つ1つの仕事を丁寧に相手に喜んで頂けるように取り組まなければいけません。自分のために仕事をし始めたときこうした仕事は継続できなくなるなと思います。
[PR]



by k1ro_kanai | 2014-09-19 21:22 | Comments(4)

松枯れ病を防げ!

松枯れ病(マツザイ線虫病)。マツノマダラカミキリによって運ばれるマツノザイセンチュウによって松が枯れてしまう病気です。現在伊那地域でもその病害が広がっています。

「墓地のマツが枯れてしまった。なんとか処理してほしい」とお願いを受けました。↓のマツです。
a0254759_224522100.jpg

一般的に松枯れ病にかかってしまった松は、病気の蔓延を防ぐため、主に
①燻蒸処理(切った丸太、枝葉をビニールシートで被い薬剤で燻蒸)
②破砕処理(切った丸太、枝葉を破砕する)
③焼却処理
のいずれかの方法で処理されます。当地域では①の方法が多く取られています。しかしビニール1巻(約1m3の丸太)を処理するのに約2万円の経費がかかります。(うち6000円がシートと薬剤代。高すぎます。)
a0254759_22484453.jpg

そこで今回は伐採してその場で焼却することにしました。伐採は特殊伐採。木に登って頭から切り落とします。枯れた松はよく燃えます。さらにその火を使ってBBQ!
a0254759_22491398.jpg

a0254759_2249481.jpg

樹齢130年のマツで根本が1m近くあったため伐採は必殺のクビレ受け口。
a0254759_2251243.jpg

太い部分は薪にして近所の方に買って頂きました。一般の薪より安くですが買ってくださいました。(媒介虫が松材から羽化する5月までに燃やすという約束つきです。)
a0254759_22521446.jpg

実際には燻蒸処理するより費用は安く済ませれました。時間のかかかる特殊伐採をしているにも関わらずです。
既存の方法にとらわれない松枯れ対策、行政も一緒になって考えてもらいたいです。

松枯れ材のBBQ処理もいいのでは!?
[PR]



by k1ro_kanai | 2014-09-14 22:33 | Comments(0)

秋の伊那谷

秋晴れのアルプス
a0254759_22582281.jpg

夕日に染まる伊那谷
a0254759_2259625.jpg

[PR]



by k1ro_kanai | 2014-09-08 22:56 | Comments(0)

信州伊那谷ー山から社会を考えよう
by k1ro_kanai
プロフィールを見る
画像一覧

外部リンク

フォロー中のブログ

最新のコメント

最新の記事

鳩吹山、再挑戦
at 2017-08-28 22:40
お墓を守れ!
at 2016-04-28 22:14
大きなアカマツを伐採
at 2016-04-19 23:28
ヒノキの台座
at 2016-04-18 22:36
アカマツの注文材
at 2016-04-18 22:22

検索

カテゴリ

メモ帳

最新のトラックバック

venuscozy.com
from venuscozy.com
http://venus..
from http://venusso..
whilelimitle..
from whilelimitless..
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..

ライフログ

タグ

ブログパーツ

ファン

ブログジャンル

画像一覧