細々、山に生きる

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しいたけのコマ打ち

冬に切って保管しておいたナラの木の原木にしいたけの菌を打っています。

菌が入ったコマを木槌で打ち込む時のコンコンという音がいいんです。
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by k1ro_kanai | 2015-03-29 22:37 | Comments(0)

馬搬を習いに2

この馬搬を習いに私たちは長野県の伊那谷から4人の有志で遠野へやってきました。
そこには私たちの他にも数名が馬搬を習いに来ていました。皆、林業の現場で働く者で富山や九州から来ている方もいました。どの人も若い!みな積極的に丸太を据え付け、手綱を引きます。
こうした仲間と馬搬の素晴らしさを共有しなんとかそれぞれが自分のホームに馬搬を導入できないかと考えあうことができました。

73歳の見方さんも嬉しかったのでは。
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by k1ro_kanai | 2015-03-20 00:03 | Comments(0)

馬搬を習いに1

岩手県遠野市へ馬搬(ばはん)を習いに行ってきました。
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馬搬とは、山林から馬で丸太を搬出することです。昭和30年代くらいまで馬や牛での丸太搬出は日本各地で普通に見られた風景でした。
「遠野に、現役で馬搬を生業にしている人がいる」 そんなことを聞き今回遥々訪ねにきました。
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現役の馬搬出師、見方さんは73歳。私たちきこりがトビと呼ぶ道具で大きな丸太を軽々動かし、馬に荷付けします。キレのある遠野弁で馬も指示通りに動きます。「行け」で進み「止めれ」で停止、「バック」もします。
素晴らしい!かっこいい! 美しい!
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by k1ro_kanai | 2015-03-19 22:02 | Comments(0)

確定申告から仕事を振り返る

忙しい確定申告が終わりました。これに1日以上の時間をさかれます。国税庁に尽くす時間と考えると自分の人生になんの価値があるのだろうと虚しくなります。
が、今回は確定申告の中身をわかりやすくまとめて1年間を振り返ってみました。収入、支出の内訳を項目にわけてグラフ化すると色々と反省できます。

まず収入。
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「作業代」は他の方の山仕事の応援で受け取った日当。作業代以外は全て、販売及び、山主さんから直接依頼されて受け取った収入です。「樹木管理」は樹木や庭木の剪定。「副林産物」は白樺の樹皮や松飾り用の松の枝などの売上、「加工品」は自分で作った木のスプーンなどの売上です。

仲間の仕事の応援で得た収入も多いことがわかります。僕を必要として声をかけてくれる方に感謝です。丸太や薪の売上はまずまず。樹木管理や森林整備関係の収入を増やしたいです。副林産物、加工品の収入も増やしたいです。

続いて支出。
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「外注費」は、主に自分の仕事を応援にきてくれた方への支払い。製材費などの外注費も少し含みます。「丸太売上返金」は切った木の売上を山の所有者へ返金する金額。「車両修繕費」は全て所有の軽トラ関係。

これは驚き。半分以上が外注費です。頼まなければこの支出額が全て自分の財布に留まるのに。。しかし、山仕事は1人ではできません。効率の面でも安全面でも、そして楽しく作業をするためにも、仕事を手伝ってくれる仲間は大切な存在です。ですからこれだけ外注費が多くてもいいのかなと思います。顔も知らない人、組織に支出するよりずっとマシですしね。
あとは、機械関係の支出が多いです。さらに細かく見返すと修理費用が多かった。もう少し機械や道具を大切に使っていきたいと感じました。燃料費もバカにならない金額でした。薪燃料で車やチェーンソーが動くようになればいいのですが。。それから、丸太売上返金は今後増やして行きたい支出です。

今回は国税庁のためではない。自分のために時間を使えた確定申告になりました。そして、仕事を支え合う仲間の大切さを再認識できました。
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by k1ro_kanai | 2015-03-13 00:30 | Comments(2)

シカを殺せるか。。

一緒に山仕事をしているOさんがワナでシカを捕獲するというので同行させてもらいました。ここは南アルプスの麓の集落の裏山。この周辺はシカが近年急増し、人里へ降りてきて田畑を荒らします。山の幼木も食べてしまいます。 シカ=厄介者とされ、どの集落もこのようなフェンスでシカなどの動物の侵入を防いでいます。(実際には集落にいる人間がフェンスという檻に閉じ込められているようにも見えます。)
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シカ個体数を減らすため、駆除が行われ1頭捕獲するごとに補助金が出る仕組みになっています。伊那市だけでも昨年は約3000頭のシカが個体数調整の名目のもと駆除=殺されました。 広報など読んでいても「今年もさらに頑張ろう」(たくさん駆除しよう)みたいな書き方が気になります。
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一緒に仕掛けたワナに翌朝、1頭の雌シカがかかっていました。Oさんが鹿の後頭部を棒で叩くと脳震盪でシカは気を失いました。そのあと手早くナイフで首の動脈を切り血を抜きます。血がこれでもかというほど噴き出します。 最後はシカは目をかっと見開き、本能的に後ろ足をバタバタさせて(意識がなくなる中でも逃げようとしているのでしょう)ついに動かなくなりました。  手早く内臓を取り出します。お腹には赤ちゃんがいました。
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内臓と赤ちゃんを土に埋め、沢まで引きずりおろしました。

重かったです。

1つの命を頂く意味を問わずにはいられません。  シカは厄介者、駆除に力を入れよう。そんな簡単な問題ではない。人間の都合でやりすぎです。

Oさんは今回のシカはもちろん、捕獲したシカはいつも持ち帰って肉にして食べます。殺したから食べるのではなく、食べるために殺しています。後日、シカの一部をわけて頂き私も手を合わせて食しました。 
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by k1ro_kanai | 2015-03-12 23:14 | Comments(0)

大型製材工場へ丸太を納入

信州Fパワープロジェクトと題した大型製材工場、兼木質バイオマス発電所が長野県中心部の塩尻市に建設され、このほど稼働が始まりました。(発電事業(発電能力10メガワット)は2年後からということです。)http://fpp.shiojiri.com/aboutfpp/categories/01_about.html

Fパワープロジェクトで年間に必要な丸太量は、製材用10万m3、発電用万10.5万m3の合計20.5万m3です。現在の長野県の年間の丸太素材生産量(山から搬出される丸太の量)が約30万m3。つまり今、山から出てきている丸太の3分の2の量をこの工場に集めて来るというのです。  果たして集まるのか。。そんな心配をしてしまします。

我々、素材生産者にも丸太納品の要請が来ています。丸太の規格は細かく指定されていますが、買取単価はなかなか高い。  私の森林整備の現場から工場までの距離が遠く運材費がかさみますが納品してみることにしました。

先日のブログ記事で紹介した搬出した丸太を運びます。運材屋さんと一緒に片道1時間、製材工場まで同行しました。
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すごい量の丸太が集まっています。自分が運んだトラックは8m3積みですが小さく見えます。年間20万m3必要なわけですから、このトラックが1日70台丸太を運び込む計算になります。本当に集まるのか??長野県の森がハゲ山にならないのか?? 実際にここで丸太の山を見て改めて疑問を持ちます。
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そして最後の写真は併設のバイオマス発電施設。20万m3集めて(2.5万m3は製品になるが)この施設の発電能力10メガワットで供給できる電力は住宅1万6千世帯分。「だけ」。です。
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バイオマス発電は木材がもつ熱量のうち電気エネルギーに変わる率が低いのです。多くは燃やす際熱エネルギーとなり放出されます。 木を燃やすなら電気ではなく直接熱源として利用する方が利口なのかもしれません。(薪ストーブなど)  まあ、20年間保証のFIT(固定買取価格制度)に守られているうちはこれでも良いのでしょうが、持続可能な方法ではないと思っています。(発電の際の熱利用を工夫すれば効果大きくなりそうですが。)  それでも林業者にとっては貴重な売り先です。丸太が有効に活用されるよう協力して行きたいです。
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by k1ro_kanai | 2015-03-09 22:28 | Comments(0)

地ごしらえ作業

伐採が終わった山林にはまた次の世代の木を植えます。伐採後、植林の前にやる作業が「地ごしらえ作業」です。枝葉や残木を斜面に等高線上に縞にします。
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棒1本で枝葉をクルクル巻返しながら転がします。地味な作業ですが、慣れてくると面白い。植林後に下刈りという作業があります。その時に作業がしやすいようになるべくきれいに縞を作ります。

作業前散らかっていた斜面も地ごしらえを終えきれいになりました。これで植林に移れます。
【作業前】
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【作業後】
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by k1ro_kanai | 2015-03-05 23:14 | Comments(0)

信州伊那谷ー山から社会を考えよう
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