「風の谷」と「伊那谷」
久々の山仕事の後、夜、「風の谷のナウシカ」をDVDで見ました。
風の谷と、伊那谷、何が違うのだろう。
と、ふと思い、ちょっと分析してみます。
地形:伊那谷より、スケールは小さい(長谷や高遠の谷くらいでしょうか)ですが、両側の急峻な山、その向こうには簡単には行けない感じは似ています。山に挟まれた閉鎖的な感覚は共通ではないでしょうか。
風:風の谷も、伊那谷も強いです。伊那谷は時々、風、止まりますが。。
土地利用:谷底の平坦地に広い畑が広がっていて、伊那谷とよく似ています。よくみると、平地林もあります。後半焼かれてしまいますが。
しかし、工場や、高速道路はありません。
生活:風の谷も伊那谷も、皆、仲良しです。風の谷では、多くの住民が畑で働いています。車社会ではないせいか、外にいる人が多いですね。
かつての伊那谷もこれに近かったのではないでしょか。
近年は、伊那谷の平日は、お勤め先の建物の中か、営業車の中で時間を過ごす人も増えていると思います。
地域愛:風の谷の住民が自分たちの住む地を愛しているのがよくわかります。しかし、伊那谷にもそれに負けず故郷を大切に思う人が多いと思います。
政治:ナウシカ(姫様)を中心にものすごい団結力があります。住民は完全にナウシカを慕っています。
伊那谷は、そういうリーダーは、、多分いません。
なぜかな?と考えました。
私が思うに、「敵」の存在です。風の谷には、敵がいます。他国からの敵、オウムや、フカイといった、自然としての敵です。
方や、伊那谷は敵がいません。リーダーがいないのではなくて、いる必要がないのです。
これは、日本という、国についてもいえるのではないでしょうか。リーダーが生まれないのではなくて、いる必要がない。
言い過ぎでしょうか。
かつて、戦国時代に当時の国(藩)に名の残る武将、大名がいたのは、敵がすぐ隣にいたからとも考えられます。
これからの時代、鹿や猿に怯える、山村の集落で、人望の厚いリーダーが生まれるのかもしれませんね。
風の谷のナウシカ。感じること学ぶことの多い作品です。
風の谷と、伊那谷、何が違うのだろう。
と、ふと思い、ちょっと分析してみます。
地形:伊那谷より、スケールは小さい(長谷や高遠の谷くらいでしょうか)ですが、両側の急峻な山、その向こうには簡単には行けない感じは似ています。山に挟まれた閉鎖的な感覚は共通ではないでしょうか。
風:風の谷も、伊那谷も強いです。伊那谷は時々、風、止まりますが。。
土地利用:谷底の平坦地に広い畑が広がっていて、伊那谷とよく似ています。よくみると、平地林もあります。後半焼かれてしまいますが。
しかし、工場や、高速道路はありません。
生活:風の谷も伊那谷も、皆、仲良しです。風の谷では、多くの住民が畑で働いています。車社会ではないせいか、外にいる人が多いですね。
かつての伊那谷もこれに近かったのではないでしょか。
近年は、伊那谷の平日は、お勤め先の建物の中か、営業車の中で時間を過ごす人も増えていると思います。
地域愛:風の谷の住民が自分たちの住む地を愛しているのがよくわかります。しかし、伊那谷にもそれに負けず故郷を大切に思う人が多いと思います。
政治:ナウシカ(姫様)を中心にものすごい団結力があります。住民は完全にナウシカを慕っています。
伊那谷は、そういうリーダーは、、多分いません。
なぜかな?と考えました。
私が思うに、「敵」の存在です。風の谷には、敵がいます。他国からの敵、オウムや、フカイといった、自然としての敵です。
方や、伊那谷は敵がいません。リーダーがいないのではなくて、いる必要がないのです。
これは、日本という、国についてもいえるのではないでしょうか。リーダーが生まれないのではなくて、いる必要がない。
言い過ぎでしょうか。
かつて、戦国時代に当時の国(藩)に名の残る武将、大名がいたのは、敵がすぐ隣にいたからとも考えられます。
これからの時代、鹿や猿に怯える、山村の集落で、人望の厚いリーダーが生まれるのかもしれませんね。
風の谷のナウシカ。感じること学ぶことの多い作品です。
by k1ro_kanai
| 2012-01-23 23:39
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